教師なら知っておくべき人【大村はま】②
今回のテーマ
日本のペスタロッチー
ハマ・オオムラの言葉(二)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前回に続き、今回も
大村はまさんの考え方を紹介させてください。
あ、
本読んでね(笑)
沼田先生のという方が、
本の中で、
『教師は 1%のマジョリティ。
教師自体は、世の中の職業の中で1%程度だけど、
その1%の人間が、残りの99%の職業に就く
子ども達を育てている』
と書いているのが印象的でしたが、
教師というのが、
非常に特殊な業種であることは
間違いありません。
はま先生も、
『教師というのはかなり特殊な仕事である』と
言っています 。
例えばもし、
営業成績の悪いサラリーマンが、
『最近、冷蔵庫が全然売れない!
おかしい!
最近のお客さんは
全くなってない(怒)!!!!』
と言ったらどうですか(笑)??
上司に怒られますよね(笑)(笑)?
『いやいや!お前が悪いんだよ!』
『もっと勉強するなり、 上手くいつてる人のスキルを学べよ!』
『お前の話し方は眠くなるんだよ!トークを磨け!』
って、注意されますよね?
実社会であれば。
社会においては、
結果が出なければ
責任はすべて自分にある
というのが当然のルールです。
ところが、それが教育現場になると
なぜかそうはなりません。
例えば、
先生の授業を生徒が理解できないと、
『生徒の理解が悪い!』
『親の教育が悪い!』
『もともと頭が悪い!』など、
教師のせいじゃなくて、
生徒達のせいにできるんです。
学校あるあるです(笑)。
大村はま先生は、その点について指摘します 。
教師というのは子どもを相手にしますので、
立場的には、上に来ます。
どんなに能力がなく、
実績がなくても、
教壇に立っただけで、
『先生、先生~』
とちやほやされます。
(↑最近は、そうでもないか(笑)!)
でも、それってちょっとやっぱり
危ないところはありますよね。
採用後すぐには無理ですが、
1日でも早く、
『先生』と呼ばれるにふさわしい
人間性や、
指導力を
身につける必要というのは必ずありますよね。
そのことをはま先生は 、
呼びかけていました。
前回にもお伝えした通り、
『静かにしなさい』
と子供達を注意するのは、
教師のにとって恥であり、
敗北である 。
同じように、
生徒が分からない!
生徒の成績が伸びない!
というのはあくまでも、
教師が果たすべき責任を
果たしていない!
と考える必要があると思います。
実際はかなり難しいですけどね(笑)
でも、
その謙虚さみたいな感情を持っているか
どうかで、
やっぱり全然違う教師人生になると思います。
『悪いのは俺じゃなくて生徒だ!』
という教師。
『悪いのは生徒じゃなくて、
俺だ!』
という教師。
あなたは、
どちらの教師がいいですか(笑)??
あなたが、
教員採用試験を受ける前に
そのことを理解して、
自分の、
教師としての資質を高める努力ができれば、
良い教師になると思いません?
実際に、
『教育基本法』
などでも、
”自らの能力を養成する”
的な文言はあるんですけども(笑)、
どれだけ真剣にそう思えるかが大切!
ちなみに 、
採用試験であなたたちを 評価する人達は、
何十年も教育現場 で過ごしていた方々です。
ですから 、
そのことも当然分かっている と思います。
生徒が伸びないのは教師の側に責任があり 、
教師が変われば子どもも変わる
という
絶対的な法則
を理解している方々が、
ある程度、
採用試験の人事になっているはずです。
ですから、
あなたがその事をわかっていて、
それを言葉に伝えることができれば、
きっと、
『自分に責任の矢印を向けられるんだから、
今は未熟だけど、
どんどん成長していくに
違いない!!!』
と判断してもらえると思います 。
教師という職業は、
他の業種とは違う特殊な職業である。
そのことを教えてくれるだけでも、
はま先生の本は
絶対に読んだ方がいいと思います。
いや、
読むべきです!
教科や、
校種に限らず、
全ての教師が、
『なるほど!確かにそうだ!』
と思って頂けるような 内容が
ふんだんに盛り込まれているます。
大村はま先生の指針を
知るだけでも、
進む道がハッキリしてくるはずです。
そして、
この本を読むことで少なくとも
1%は
採用試験に合格する確率が上がります。
読んでみてね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のまとめ
教師が変われば 生徒は変わる
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
・教師を目指している
・教師しているけど毎日が苦しい
・教師の仲間が欲しい
という方。
無料で相談を受け付けております。
お気軽にご連絡下さいね。
連絡先:funafuna150@gmail.com