教師のすすめ。 学校が辛い、悩める先生の希望の光

教師一筋10年!少し変わった教師道!だけど楽しい教師道!

生徒が挨拶をしない!という悩みの解決法

今回のテーマ

『生徒が挨拶をしない!』

という悩みの解決法

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いつもご覧いただき

感謝しております(о´∀`о)

 

 

 

 

高校の先生なら

思いあたるフシがあると思いますが、

 

 

授業開始時、

 

 

生徒がきちんと挨拶をしない

 

というストレスがあると思います。

 

 

 

これ、

端から見ると、

 

どーでもいーじゃん、

 

 

と思われそうですが(笑)、

 

教師にとっては

結構気になる問題で、

 

 

『軽く見られてる気がして凹む』

『注意をしても治らない』

『無理にやらせても続かない』

『なんでそんな簡単なことも

できねーんだ!?』

 

など、

 

本当にストレス(笑)

 

 

 

 

難しいことなら、

 

『ま、しょーがねーな』

 

と諦めがつくのですが、

 

 

頭下げて、

ちょっと声だす。

 

小学生でも

できるようなことを

 

高校生にもなってできないのです!

 

だから、

 

 

腹立つ!

 

 

ナメてんのか!?

 

とか思っちゃうんですよ(笑)

↑器の小さい、私とかはね(笑)

 

 

 

 

今回のブログを読めば、

そのストレスを減らすことができると思います!

 

 

私の場合は、

この考え、

このやり方で、

かなりストレスが減りました。

 

 

 

是非、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

教えてくれたのは、

最近のマイブーム


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向山洋一先生。

 

 

 

いやー、

安倍総理とも面識があるそうで、

本当に凄い方だなぁ、

と、

知れば知るほど、

知らなかった自分が

恥ずかしく情けなくなります。

 

 

 

 

向山先生が言うのは、

 

 

形式的なことにこだわるな!

本質を求めろ!

 

 

という教えでした。

 

 

 

高校の授業の一番目的は、

知識を教えることですよね?

 

 

 

もちろん、

挨拶させることは大切なんですが、

一番の本質ではない。

 

 

小学校校長先生である

向山先生は、

 

授業の挨拶をしません。

 

だって、

朝一度してるから。

 

 

高校生の場合、

毎時間挨拶するとなると、

1ー6校時の6×2回(はじめと終わり)

 

=12回と、

朝と帰りの担任の先生との挨拶で2回。

 

 

トータル1日14回を

週5日間やると、

70回挨拶をする計算になります。

 

 

 

 

・・・・それ、いちいち全部きちんとできますか?

大人は、やります??

 

 

しないですよね(笑)?

 

 

できない

 

のでなく、

 

やらない。

 

 

 

だって、

 

やる意味が分からない。

 

 

 

しょっちゅう会って、

さっき廊下で会って、

挨拶してるのに、

改めて

挨拶する意味が分からない。

 

 

 

 

そんなのいくら無理やりやらせても、

形式的なものに過ぎない。

 

心がこもってないから。

 

 

私の経験ですが、

 

毎日毎日、

きちんと挨拶させよう!

きちんと挨拶させよう!

 

 

とするのですが、

なかなか定着しない。

 

挨拶の意味・大切さを説いたり、

何度かやり直しをさせたり、

個別に読んで挨拶させたりしました。

 

 

でも、

なかなか良い挨拶にはならない。

 

4月とかは、

それでも、

そこそこ元気に挨拶するのですが、

次第に、

挨拶どころか、

礼までおろそかになってくる。。。

 

 

やり直させると、

女子生徒が露骨に嫌な顔

『だりぃーんだよー』

 

 

凄く嫌(笑)

正直怖かった、、、(くすん)

 

 

 

結局、

卒業式まで、

きちんと挨拶ができないままでした。

 

 

 

でも、

卒業式の一番大切な

呼名の返事は、

 

クラス全員が

それはそれは立派に

返事ができたのです。

 

 

そんなことが2回ありました。

 

 

 

その時、

つくづく、

朝の挨拶や

授業の挨拶は、

 

できない

 

のでなく、

 

 

しない

する意味が分からない

 

 

 

んだなぁ、

と思ったものです。

 

 

怒鳴って、

恐怖や、

威圧で挨拶をさせよう、

 

とチャレンジした時期もあったのですが、

 

自分自身がそのストレスに耐えられず

断念(笑)

 

 

 

 

毎朝、

『あー、今日も挨拶しなかったら、

嫌だなぁー』

と憂鬱な気持ちで教室に向かっていました。

 

 

 

 

 

ところが、

今年、

向山洋一先生の、

 

 

 

『形式的なことはしない』

『授業のはじめにも挨拶しない』

 

 

という教えに出会い、

 

ビックリ!

 

そして、

 

心がほっと軽くなりました。

 

 

もし、

私と同じように、

 

『生徒が授業のはじめと終わりに

挨拶をしない』

 

ことで

悩んでいる先生がいましたら、

 

 

思いきって、

 

 

形式的な挨拶をしない

 

と決めてみてはいかがでしょうか??

 

 

 

 

私の場合、

朝のホームルームでの挨拶は

 

月曜日だけ。

 

 

帰りのホームルームでの挨拶は

 

金曜日だけ。

 

 

そして、

授業の挨拶は、

一切しなくなりしました。

 

 

 

いきなり

授業に入ります。

 

 

 

その結果どうなったか???

 

 

 

 

ストレス激減(笑)!!!!

 

 

 

もちろん、

廊下では生徒はみんな元気に挨拶してくれます。

 

 

心が通っていないわけではない。

 

 

ホントに形式だけに

こだわっていたんだなぁ、

と改めて思ったわけです。

 

 

 

ただ、

そうは言っても、

やはりちょっと心が

ざわざわしてしまう時もあります。

 

 

 

同じように、敬愛する

 

原田隆史先生は、


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『挨拶、清掃、時間を守る』

を徹底し、

それによって

素晴らしい成果を出されている方ですから、

 

 

挨拶を徹底できない自分を、

やっぱり

後ろめたく思う時もあります。

 

 

 

あるんですよー( ´-ω-)

 

 

 

 

でも、

今の必要最低限の挨拶に関しては、

かなりストレス度合いが少ないので、

しばらく続けてみたいと

思っています。

 

 

今後自分の心境にどんな変化があるのか、

楽しみではあります。

 

 

 

 

挨拶をしない、

させないことに関しては、

もちろん賛否両論あると思います。

 

 

何かお考えがあれば、

うかがえると、

嬉しいかな、

と思います。

 

 

でも、

ものはためしに、

挨拶しないことにストレスを感じている先生が

いらっしゃいましたら、

ぜひ、

『形式的なのことに

こだわる必要は一切ない!』

という向山洋一先生の考えを

真似してみてはいかがでしょうか??

 

 

きっと、

これまでの自分では見えなかった景色が

見えるはずですよ。

 

 

私がそうでしたから。

 

 

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今回のまとめ

『形式的な挨拶ならば

する必要ない!』