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どんぶり一杯の梅干しの話

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今回のテーマ

どんぶり一杯の梅干しの話

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いつも読んでいただき

感謝しています(о´∀`о)

 

 

久保田トモロウでございます

 

 

突然ですが、

今から

 

理科の実験

 

をしたいと思います。

 

 

Q、次の文章を音読してください。

 

 

『どんぶり一杯の梅干しがある。

種はあらかじめ

抜いてあるみたいだ。

それを、

箸で一つずつつまみ、

口に入るだけ入れよう。

 

その時点もうすでに、

すっぱいすっぱい果汁が、

私の口の中に溢れ出ている。

せぇーので、

思いっきり口をモグモグすると、

すっぱいすっぱい

とてつもなくすっぱい

梅干しの汁が

口の中で大洪水を起こし、

私は顔を思いっきり

しかめてしまった。

あ~~~~~~~~~~っ!

すっぱい!!!!』


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さぁ!

どうですか(笑)(笑)?

 

あなたの身体に、

ある変化、

起きましたよね(笑)???

 

これを書いてる私の口の中は、

唾液で、

じょぼじょぼです(笑)

 

 

そう!

みなさんも、

きちんと口に出して読んだ方は、

唾液が少なからず出たはず!

 

現実に、

梅干しがあるかどうかは関係ない。

 

 

人間の脳というのは、

 

言葉を把握した瞬間に、

 

本人の意思とは関係なく、

 

身体に指令を与えてしまう

 

という働きがあるのです!

どーん!

 

 

 

現実に梅干しが

あろうとなかろうと、

脳には

 

 

梅干し

 

 

というキーワードを感知した瞬間

身体に指令をだして、

唾液を分泌させてしまうのです。

 

本人が気付かないうちに。

本人が決して逆らうことの

できない確かさで。

 

 

この実験は、

必ず学期のはじめのうちに、

授業でするようにしています。

 

 

脳は言葉に支配されている

ということを、

生徒によく理解してもらいたいからです。

 

 

脳は言葉に支配されるのです。

 

 

そして、

続いて、

 

ある動画

 

を生徒に見せます。

 

良かったら、

皆さんも観てみて下さいね。

めっちゃ泣けますよ(笑)

 

 

↓『奇跡の跳び箱』

https://youtu.be/c19ZUjPUOrQ


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お母さんの病気の関係で、

一人だけの卒園式を行うことになった、

リョウ君という、

幼稚園の男の子。

 

彼の幼稚園では、

卒園の解きに、

10段の跳び箱を跳ぶという、

しきたりがありました。

 

でも、

まだカラダの小さなリョウ君は、

何度跳ぼうとしても跳ぶことができません。

 

跳んでも

跳んでも

跳んでも

跳んでも、

どうしても跳び越えることができない。

 

 

人間の運動能力が

1日で、

そんなに

劇的伸びるはずありませんから、

この日に跳ぶことは

もはや不可能なわけです。

 

 

でも、

この日は、

リョウ君だけのための卒園式。

 

 

彼が跳ばなければ、

この式自体が終わりません。

 

 

涙を流しながら

跳ぼうとしますが、

それでも

10段の跳び箱を越えることはできません。

 

その時、

先生の一人が、

『年長!力を貸してあげて!』

と叫びます。

 

 

 

『はいっ!』

と答えると、

年長さん達が、

リョウ君のもとにかけより、

円陣を組みます。

 

そして、

 

 

『できる!できる!できる!』

 

 

と叫びます。

 

 

 

 

 

その直後。

 

 

 

 

 

 

それまで、跳べる兆しすらなかった跳び箱を、

 

 

 

 

 

 

 

 

リョウ君は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見事跳び越えたのです。

 

 

跳べるはずないのに・・・。

そんなに急に

上手くなるはずないのに・・・。

 

 

その瞬間は、

何十回観ても、

鳥肌モノです。

 

 

たった三回

『できる!』

と唱えたぐらいで、

なぜ、

リョウ君の運動能力が劇的に向上したのか?

 

 

脳は言葉に支配されていますから、

『できる』

と聴いた瞬間、

脳は、

『できる』ように

カラダに指令を出します。

 

 

 

 

 

筋肉の最大出力量が上がり、

運動神経もつながり、

パフォーマンスが

劇的に向上します。

 

 

 

 

 

 

 

脳は言葉に支配されてるから。

脳は言葉で支配できるから。

 

 

ちなみに、

同じ授業の中で、

 

 

指の長さを伸ばす。

 

という実験も行います(笑)

 

 

やる前に、

まず、

両方の指の長さを比べておきます。

 

 

で、

伸ばしたい方の手を、

もう一方の手でこすりながら、

 

 

『伸びろっ!伸びろっ!

伸びろ~~~~~っ!』

 

 

と言うだけ(笑)。

 

 

伸びます(笑)。

 

 

なぜか。

 

 

 

脳は言葉に支配されているから(笑)

 

 

脳は、

細胞レベルで、

身体に影響を与えられますから、

指も伸ばせるんです。

跳び箱も越えられるんです。

唾液も出せます。

 

 

で、

ここからが本題。

 

生徒に話をします。

 

 

みんながさ、

これまでによく使ってきた言葉、

 

ウザイ

キモい

ダルい

無理

めんどくさい

死ね

殺すぞ

どーせ

つまんない

 

 

これ、

脳がカラダに

どんな指令を出すと思う?

 

 

脳は、

言葉に支配されてっから、

 

 

大してめんどくさくないのに、

 

『めんどくさい』

 

って言ってしまうと、

言った瞬間、

 

 

メンドクサイホルモン

 

 

が脳から

出されて、

本当に

めんどくさくなっちゃうんだよ??

 

 

 

人は言葉通りの人生を歩くんだよ

だって、

脳がその人間の全てを決めるからさ。

 

 

 

でも、

脳は言葉で支配できるんだよ

脳は言葉で支配できるの。

 

 

さぁ、

みんなは高校生活

どんな言葉を使う??

どんな高校生活にする!?

どんな人生を歩く??

 

 

といった話を、熱くします(笑)。

 

 

 

 

生徒はやっぱり

ネガティブな言葉を使うことが多い。

 

 

 

でも、

そのせいで、

せっかくの人生を台無しにしちゃうのは、

本当にもったいない。

本当に

人は

言葉通りの人生

を歩きますからね。

 

 

是非、

この話をたくさんの先生方にもして欲しいと思い、ご紹介しました。

 

結構食いついてくれますよ(笑)

 

先生方のお役に立てれば

嬉しいです(о´∀`о)

 

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今回のまとめ

脳は言葉に支配される