教師のすすめ。 学校が辛い、悩める先生の希望の光

教師一筋10年!少し変わった教師道!だけど楽しい教師道!

ぬまっち講演会【前】

今回のテーマ

島田紳助型MC授業

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9月8日に、

初めて

 

沼田晶弘先生

 

の講演会を聴きに行きました。

 

 

場所は西新宿高層ビルの16階。

 

とてもお洒落なオフィスで、

 

ガラス貼りの高層階から、

都会の街並みを見下ろせます。

 

ソファーなんかも置いてあって、

ドラマで見るような場所でした。

 

子連れ大歓迎♪

 

の言葉を真に受けて(笑)、

二人の子ども(2歳&0歳)

を連れて参加しました。

 

沼田先生は、

東京学芸大学付属世田谷小学校の先生で、

その独自の教育方法が

メディアの注目を受け、

今や、テレビにも度々する

大人気の先生です!

 

その講演の雰囲気が

少しでも伝われば嬉しいです!

 

 

1、話の聴き方

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まずは、

ちゃんと聴いてね。

 

という話(笑)。

うなずいたりしてくれると、

こっちも、

『興味あるかな?』

とか、

『この話は今イチかな?』

とか分かるから、と。

 

オーディエンスの反応を観るところ、

それを伝えるところとか、

小学生の先生らしいなー

と思い、

誰よりもうなずこうと決心しました(笑)

 

 

2、話す技術の大切さ

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沼田先生の本を読んで、

かなり、

 

その通り!!!!

 

と思ったのが、

 

 

教師はトーク技術が低い

 

 

ということ。

 

今回も、

そのことをお話されました。

 

沼田先生のクラスの生徒が、

 

 

『なんで校長先生の話は

10分でも苦痛なのに、

 

ぬまっちの話は、

30分聞いてられるの!?』

 

と語ったそうですが(笑)、

 

 

かなり真理ですよね(笑)

 

 

『教師の話を黙ってきくのが義務である!』

 

と思うのか、

 

『つまらない話を延々きかせるのは罪である!』

 

と思うのか・・・。

 

やはり、

沼田先生は、

トーク技術の勉強をされ、

アナウンサーの話し方とかも学んだそうです。

 

やっぱりね、

面白かったですよ。

上手でした。

 

人前で話す

 

プロ

 

である教師が、

 

話し方の練習をしないのは、

確かに怠慢かも・・・

と思ったりもしました。

 

教育実習生が、

指導案を持ってきたときに、

『この授業、

自分だったら受けたい?』

と聞くんだそうです。

 

 

その時、

 

『いやー・・・』

 

となったら、

やり直しを命じるそうです。

 

 

あなたの話しや、

話し方は、

 

自分が生徒だったら、

静かに聴きたいですか?

 

 

聴きたくなるような練習しました?

 

ということですね。

 

 

確かに・・・・。

と思いません?

 

3、スターになったいじめられっ子

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沼田先生は、

芸能界を引退された、

 

島田紳助さん

 

のMCを参考に授業を展開しているそうです。

生徒をいじって、

その場を盛り上げて、

ほうり投げるんだとか。

 

島田紳助さんのプロデュースで、

花開いたタレントさんて、

たくさんいましたよね。

 

あんなイメージ。

 

 

実は、

去年まで

いじめられていた子

がいたそうです。

 

『なんか一人でブツブツ言ってて

キモい!』からだとか(笑)

 

 

ところが、

沼田先生はその子の才能を見抜きます。

 

 

『まもなく三番線から通勤快速~』

 

 

という、

電車のアナウンスが、

 

めちゃくちゃ上手かったんです(笑)

 

 

実際の声を聴かせてもらいましたが、

 

 

めちゃんこ似てました(笑)(笑)

 

 

電車オタクだったんですね。

だから、いじめられた。

 

そこで、

沼田先生は、

 

『お前、それ、絶対自由研究にしろ!

田園調布線マスターしろ!』

 

と命じ(笑)、

 

クラスの前で発表させました。

 

 

途中、

 

『新幹線もやってー』

 

という予期せぬフリを

受けますが、

 

 

難なくやり通します。

 

 

結果、

 

 

 

 

 

大盛り上がり(笑)!

 

一躍スターになります(笑)!

 

 

 

今では、

質問にも、

アナウンス調で答えるそうな。

他のクラスからも、

来てー!

と言われるそうな。

 

4、ほめる5,0について

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最近は、

 

褒めて育てる

が、

完全な主流になっていますが、

 

正直、

褒めるところがない!

という時もありますよね?

 

 

で、

沼田先生は、

 

 

無理に褒めなくていい。

 

と考えているそうです。

 

 

ほめるには、

 

五段階あるそうです。

 

1,0:気づく

子どもの変化に気づけばOK!

 

2,0:見る

子どもに見ていることが伝わればOK!

 

3,0:認める

うん、うん。変わったね。

と認めればOK!

 

ほとんどの日常生活では、

この、

褒める3,0までで良いそうです。

そこまででも、

十分に子ども達との信頼関係は

結ばれるんだとか。

 

ただ、

1,0から、3,0は見逃さないよう、

毎日の

 

交換日記

 

は欠かさないそうです。

 

 

そして、

4,0:褒める

の上には、

5,0:喜ぶ

があることも教えてくれました。

 

 

沼田先生が、

出張の時に、

先生の机をキレイにしてくれた児童がいたそうです。

 

 

 

沼田先生大喜び♪

 

それを見たその子も大喜び♪

 

 

その子の

自己効力感はたっぷり満たされますもんね。

 

 

次回も、

沼田先生の講演会の話は

続きます。

 

 

沼田先生の本は、

かなり刺激的ですから、

教師は必読ですよー。

 

「変」なクラスが世界を変える!  - ぬまっち先生と6年1組の挑戦

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ぬまっちのクラスが「世界一」の理由

ぬまっちのクラスが「世界一」の理由

 

 

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今回のまとめ

教師の腕で、いじめられっ子すら、

スターに化ける!