あなたは虎タイプ？龍タイプ？
今回のテーマ
虎タイプと、
龍タイプについて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これまで長い間、
原田隆史先生の、
原田メソッド
を紹介してきました。
個人的に本当に尊敬していますし、
数えきれないぐらい多くの指導者に
影響を与えているので、
すごく素晴らしい方法
であることは間違いありません！
でも実は 、
原田先生のメソッドを実践する一方で 、
いつも気になっていること
がありました 。
それは
原田先生と同じぐらいに、
成功されていて、
知名度もあり、
人生上手くいっていて、
楽しそうな人達が、
目標なんていらないよ
夢もいらないよ
と 主張しているのを度々目にする ことでした。
「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める
- 作者: 心屋仁之助
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/11/14
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- この商品を含むブログ (2件) を見る
目標や夢をもて！
というのが、
原田先生の考えには
ありますから、
対極にある考え方
なわけです(笑)
でも、
その方々は、
本当に幸せそうに、
自由気ままに生きておられて、
楽しそう(笑)。
目標をきちんと決めて、
それを達成するために自己を磨く生き方
目標なんて決めずに、
楽しく自由に自分の好きなことだけする生き方
どっちなの！？
と思う瞬間が、
正直何回かありました。
でも、今は自分なりに
納得のいく答え
が見えてきたので
それをまとめたいと思います。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
原田メゾットは、
ルールが決まっているもの、
ゴールが決まっている事柄など、
目に見える目標
に対しては、
これ以上ないほど強力な武器になると思います。
例えば、
甲子園出場！
とか
オリンピックで金メダルをとる！
とか
人間が決めた 、
ある程度ゴールが決まっているものが
それにあたります。
現実的に、
地に足のついたアプローチで、
着実にゴールへの近づきます。
その一方で、
常に、
楽しいこと
心がウキウキすること
ワクワクすること
を行うことで上手くいく人達もいます。
楽しくて、
得意なことをするので、
心を強くする必要もなければ、
成長する必要もありません。
だって、
自分が好きなことやってるから(笑)
ただただ、
自分が、
心地いい！
と思うことをするだけ。
ルーティン表を書いたり、
目標を開いて設定したりということはしません 。
多分ね。
で、
そんな風に好き勝手やってるのに、
うまくいっちゃうから
不思議(笑)。
その人達は、
ざっくり言えば、
目標なんていらないよー。
『今』
を楽しんで、
一生懸命生きれば、
必ず人生上手くいくよー。
という考え方なんです。
仮に、
それぞれのタイプを、
虎タイプ
(地に足がついていて、着実に目的地に進む)
と、
龍タイプ
(ふわふわ浮いていて、つかみ所がないけど、どこへでも行ける)
に分別するとします。
虎タイプと、
龍タイプは、
どちらも素晴らしいのですが、
実際のところ、
学生のうちは地に足をつけて、
きちんと今できることをやる、
虎タイプになることを求められる場面が
多いですよね。
学生は、
目に見える目標を追う場面がほとんどですから、
原田メゾットは、
まさに、
虎の巻
になります。
これをマスターできれば、
実現不可能そうな目標も達成できます。
自信がつきます。
達成するためのノウハウが身に付きます。
人間性が、結果につながると理解します。
行動することが大切だと分かります。
そうやって、
大地を
縦横無尽に
駆け巡ることができるようになった虎は、
やがて、
知らず知らずのうちに
背中から羽が生えていて、
まさに、
虎に翼
状態になります。
大空を、
スイスイと、
気ままに飛んでいるうちに、
気づけば龍になっていた。
みたいなイメージでしょうか。
すると、
目標のシートに頼らなくても、
直感的にパパっと動くことができるようになり、
自分の感性に応じて必要な行動が
その場その場で
ぴたっぴたっと
取れるようになるのではないかな、
と思ったのです。
植物で言うと、
狭い植木鉢の中で、
新芽がある程度大きく育つまで、
大切に手入れをしながら育て、
そのあと、
大自然のジャングルに移植し、
嵐やカミナリにさらされながらも、
のびのびと、
自由に、
どんどん天に向かって伸びていくようにする
というステップみたいなもの。
教師をしていても感じますが、
実社会において、
ハッキリとしたゴールって、
なかなか設定しにくいですよね。
仮に、
生徒を100人東大に入れたところで、
(生徒自身にとっては、目標達成になるけれど、)
それで、
その教師が生涯幸せか、
というとそういうわけでもない。
営業マンが、
売り上げを500万上げたら、
じゃ、次は600万目指せ！
その次は、700万て、
どこまでも青天井。
金メダルが一つしかなくて、
誰かがとればそれで終わり！
というのが、虎の世界ですが、
500グラムの金メダルの上に、
501グラムの金メダルがあるのが、
龍の世界。
明確なゴールが
はっきりと分からない世界においては
目標を設定し、
それを越えていくという行動の繰り返しが、
やがて辛くなるはずです。
だから、
目標を設定するのでなく、
今を楽しみながら、
気づいたら
目標なんかとっくに越えていた！
というのが、
実社会では理想的。
最近の世の中の傾向も、
歯を食いしばってでも努力する、
という風潮は終わりを迎え、
自分のやりたいことを、
楽しくやっていく世界に
シフトしているようにも感じます。
ただ、
ここが面白いんですが、
ヒカキンさんを
好きなことを仕事にしている分野の、
トップの人達は、
毎日毎日 、
それこそ
ルーティーンのように
決まった時間に動画を更新しているそうです。
やりたいことだけやれ！
毎日ブログを書いて、
毎日スタイル維持するために
ランニングをしてたりします。
好きなことだけしてる！
と言いつつ、
それをするために必要な努力を、
意識してるのか、
無意識なのかは分かりませんが、
ちゃんとしてるんですね。
同じように、
好きなことだけしてそうな、
お笑い芸人の
西野亮廣さん
だって、
毎日コツコツ絵本にサイン書いて、
郵送してる、
って言ってます(笑)。
泥臭い、
コツコツとした、
毎日の継続こそが、
大きな結果を産みだすことを
知っているワケです。
私が、
目標を設定して、
それを達成するために努力しろ！
という考えと、
目標なんかいらないから、
今を楽しめ！
という考えが
矛盾
しているように
感じたのは当然で、
段階が、
ステージが違うから。
『ハイハイ上手になったね～♪』
という褒め言葉は、
赤ちゃんには正しいけど、
高校生に言ったら、
馬鹿にしてる(笑)
でも、
その気になったら、
高校生はハイハイはできます(笑)。
膝痛いですけどね(笑)
つまり、
夢や目標なんていらない、
自由気ままに、
好きなことだけしなよ、
という言葉の前には、
最低限の『自立』ができていれば、
という枕詞が
隠されている、
ということなのです。
そして、
自立した度合いが高ければ高いほど、
好きなことに手を出した時の成果は
大きい。
そして、
自立した人間になるために、
学生時代に
経験していると良いのが、
原田メゾットなのでは
ないかと思うのです。
もう少し、
まとめることが必要だと思いますが、
今回はここまで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のまとめ
