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日本一の講演家に学ぶ、話の技術

本日のテーマ

日本一の講演家に学ぶ、話の技術

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皆さんは、

日本一の講演家って誰か知ってますか?

 

そっち系が好きな人にとっては、

↑どっち系だーい(笑)?

 

かなーーーり有名な、

 

中村文昭さん

 

という方です。



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経歴や、

事業内容など、

かなりユニークなのですが、

 

それ以上に、

 

話がめちゃくちゃ面白いんです!

 

てか、

 

凄いんです。

凄絶な話術。

 

 

 

口コミだけで、

申し込みが殺到し、

10年以上に渡って、

年間300日オーバーの

講演をされています。

 

 

こだわりは、

パソコンや資料などの

視覚ツールは一切使わずに、

 

トーク力だけで、

 

やられていること。

 

落語家とか、

漫談家さんと同じスタイルです。

 

いまや、

世界からもオファーを受けている、

まさに、

日本一の講演家さんです。

 

 

 

この方の話し方のコツを知れば、

トーク力のレベルアップ間違いなし!

 

中村さんの著書の中から、

参考になりそうなものをピックアップして、

ご紹介します。

 

 

「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!

「話し方」ひとつで、人生はでっかく変わる!

 

 

1、話のはじめに謎の謙遜はしない

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出ましたね!

これ(笑)!

 

『私、話すのが苦手で・・・』

『でも、お付き合い下さい・・・』

 

みたいなやつ(笑)

 

中村さんも、

やっぱりこれは止めた方がいい!

 

とおっしゃっています。

 

 

2、会話形式を話し方を意識する

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これは、

中村さんが、

中村さんの大ファンの

お好み焼き屋の大将から

教えられて、

意識するそうになったテクニックだそうです。

 

 

そこのお好み焼き屋さんは、

店の中で、

常に中村さんの講演会のDVDを

流しっぱなしにしているらしいのですが(笑)、

 

『何もそこまでせんでええのに・・・(笑)』

『いえいえ。ところで中村さん。お客さんが、

 

”ある瞬間”

 

から話を止めて、画面にピタッと

集中するタイミングがあるんで、見てて下さいね』

『え?そうなん(笑)?』

 

 

その、

 

ある瞬間

 

とは、

中村さんが、

一人二役で、

会話形式になる時でした。

 

 

中村さんの師匠になりきって、

『おい!中村!

まだ分からんとか(怒)!!』

と声を荒げ、

 

 

若かりし頃の中村さんに戻って、

『師匠ごめんなさいっっ!!!!』

と肩をすぼませる。

 

 

その掛け合いを、

DVDの中の中村さんが始めると、

確かにお客さん達は、

お好み焼きをた食べる手を止めて、

 

画面を食いいるように

見つめはじめたといいます。

 

 

これ、凄くないですか(笑)?

 

 

 

マンガは、

会話形式だから、

面白いと感じるらしい

 

 

と、中村さんも述べていますが、

この会話形式を

意識的に取り入れると、

確かに、

生徒の話を聴く姿勢が変わったように思います。

 

『先生もな、今でこそ数学の先生しとるけど、

昔は、アホやってん。

「え?なんでルート2になるの?」

「アホか!

何べん言ったら分かるんじゃ!」

 

「アホか!

何べんも下手な説明すんな!」

とは流石に言わへんかったけど(笑)、

「この人みたいな教師にならんとこ!

ギャフンて言わせたる!」

と思って、

数学めっちゃ勉強してん。

でな、なんでルート2かと言うと・・・』

 

 

みたいな感じ。

 

これは、使えますよ。

日本一の講演家の方も、

意識して使ってますからね。

 

 

3、まずはチューニングを合わせる

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中村さんは、

超人気講演家なので、

多くの講演家の方々と、

コラボレーションで講演する機会が

間々あるそうですが、

 

そんな中で、

 

 

『良い話してんのに

惜しいなぁ・・・』

 

と思うタイプの講演家の方がいるそうです。

 

それは、

 

 

いきなり本題に入る人

 

 

だそうです。

 

 

講演をするぐらいですから、

現在はある程度成功されていて、

今、

どんなメンタルで、

どんな活動をしているかという話を

いきなり始めるそうです。

 

 

すると、

聴いてるお客さんの

 

心のシャッターが

閉まっていくのが分かるそうです(笑)

 

 

『アンタはそう言うけど、私には無理やわ』

『なんか、できない自分を責められてるみたい』

『違う世界過ぎてついてけんわ』

 

 

 

という心の声が

聴こえるそうです(笑)。

 

 

だから、

中村さんは、

まず、

老若男女、

誰もが通った、

子ども時代の話

から

講演をスタートさせるそうです。

 

 

『いや、僕ね、今でこそ、

こんな人前で講演なんかさせてもろうてますけど、

ガキの頃はもう、

本当にどーしようもないアホでね、

オカンからも、

『アンタはほんまに

底抜けのアホや!

お兄ちゃんを少しは見習ぃ!』

なんて言われて育ったんですよ。』

 

 

という話から始めると、

聴いてる人全員に、

 

子ども時代はあったし、

母親から怒られたこともあるので、

 

 

 

『分かる分かる(笑)』

 

 

と、

心のチューニングが合うそうです。

 

 

そして、

心のシャッターが

空いたところを見計らって、

 

本題の、

本当に伝えたいことを

放り込んで行くそうです。

 

これ、

大切ですよね。

 

 

『起立。気を付け。礼!』

『お願いします!』

『じゃ、昨日の続きから。教科書開いてー』

 

こんなん、生徒じゃなくても嫌ですもんね(笑)

 

僕も、

この話をきいてから、

 

授業の本題に入る前に

教室を軽く掻き回して、

なんとなく教室が温まってから

授業に入るようにしました。

 

やっぱり、

生徒への浸透率は、

上がると思います。

 

ご参考にしてください。

 

 

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以上

3つのテクニックだけ

ご紹介しましたが、

 

興味を持たれた方は、

是非、

中村さんの話を実際に聴いてみて下さい。

 

YouTubeにも上がっています。

 

で、

 

面白いです!

 

 

実は、

私が猛烈に推薦したこともあって、

 

私の勤務している高校にも、

講演をしに来て下さったことがあるんですが、

 

 

生徒は、

目を輝かせて聴いてましたよ。

 

 

県内でも評判の

低偏差値校だったので、

つまらない話や、

興味のない話は、

 

遠慮なく爆睡する彼らが、

5・6校時の

最も眠いはずの時間に、

目を輝かせてましたからね。

 

 

一度聴いてみて、

そのトークの魅力を

味わってみて下さい。

 

きっと参考になるはずです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回のまとめ

百見は一聴に如かず

まずは『中村文昭講演会』を

YouTubeでお聴き下さい